シドニー体験談Experiences
体験談 中原 雅人さん
一味違った留学体験
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お名前 中原 雅人 滞在都市 シドニー 学校 Access Language Centre 留学期間 7ヶ月 ワーキングホリデー
- オーストラリア留学をしようと思ったきっかけは何でしたか?
一番の理由は、「英語の実践」という体験をしたかったという点にあります。私はオーストラリアに渡航する前に、カナダの語学学校に約一年間通っていました。そこで学んだ英語を学校の中だけではなく、もっと実生活や完全な英語環境での就業体験などの中で活用してみたいと思い、都市部以外での農場やリゾート地での求人が多いオーストラリアへの渡航を決めました。
- 渡航先と期間及び予算をおしえて下さい。
最初の渡航先は、情報収集のしやすさや、語学学校の多さからシドニーを選びました。予定では、一ヶ月程学校に通いながら地方都市での有給ホテルインターンシップを探そうと思っていたので、最初の予算は約50万円程でした。
- 1ヶ月の生活費はいくらですか?
シドニー滞在中の一ヶ月間の生活費は、約10万円程でした。物価が少し高いので生活に慣れるまでは少し多めに見積もって資金を用意した方が良いかもしれません。インターンシップ参加後は、住み込みで働いていたので生活費はほとんどかかりませんでした。
- 学校の感想を教えてください
インターン参可前に、英語のブラッシュアップを目的にAccess Language Centreという語学学校に通いました。とても個性的な先生が多く、授業も非常に楽しく受ける事ができました。また先生方の面倒見も非常によく、私がホテルで働こうと思っているということを話すと、ランチ中や放課後などに、面接やホテル業務で使えそうな英語を個人的に教えて下さったりもしました。そんなこともあり、結果的には日本滞在中のブランクを取り戻すという当初の目的をはるかに上回る事を学べたと思います。
- インターンシップの感想を教えて下さい
私を受け入れて下さったインターン先は、ウエスタンオーストラリア(以下WA)にあるKarri Valley Resort(カリバリーリーゾート)というリゾート地でした、WA最大の都市であるパースから車で5~6時間行ったところにあるまさに山奥、スーパーマーケットはおろかそのリゾート以外は木と湖しかないような場所でした。東京育ちの私にとって、人間よりもカンガルーのほうがたくさんいる様な大森林の中で住み込みで働くという経験はまさに人生初。パースから乗り込んだバスを降りて最初に思った事は「エライところに来てしまった…..」といった感じでした。
私の仕事はハウスキーピングとキッチンハンドでした。一見英語を使う機会が少ない仕事のように見えますが、指示も英語、報告も英語、苦し紛れの言訳もすべて英語で行わなければなりません。またお客様と直に接する機会も多く、丁寧な英語を使う必要もあった為、シドニーで学んだ英語を存分に発揮することができ、大変良い経験になりました。
- インターン期間中つらかったことや困ったことは何かありましたか?
一番困った事は、WAの英語のアクセントです。リスニングにはそれなりに自信があったのですが、初めのうちは現地育ちのオーストラリア人(特に男性)が何を言ってるのかさっぱり解らず、慣れるのには苦労しました。ですがこのような経験も都市部のみに留まっていてはなかなかできない事だと思うので、良い経験であったと思います。
その他には特につらかったという事はありませんでした。もちろん仕事が忙しく大変な時もありましたが、ほとんどのスタッフが住み込みで一緒に生活しており、強い連帯感の中で助け合いながら仕事をしているのでつらいとは感じませんでした。
- ホテルインターンシップに参加して良かったと思うことは何ですか?
一番良かったと思う点は、イギリスやスコットランド、アイルランド等の英語圏からオーストラリアにワーキングホリデーに来ている方々と出会えた事でした。彼らにとってのオーストラリア滞在は、私達日本人とはまた違った意味があるようで、その体験談などは非常に興味深いものばかりでした。
その他の点では、やはり完全な英語環境の中で生活できたという事が大きかったと思います。インターネットも使える場所が限られており、何カ月間も日本語から隔離された生活というのは、なかなかできない経験であったと思います。
- 今後の目標は?
自らの国際交流経験を糧とし、日本の国際化をさらに促せるような人間になるため、更なる努力を続けていきたいと思っています。
- これからオーストラリアに留学される方に一言お願いします!
オーストラリアはそれぞれの地域によって様々な雰囲気を持った、大変面白い国です。ですので一つの考え方に囚われることなく、自由な発想を持って様々な事に挑戦していただきたい思います!