「外資企業」の特徴と求められるもの‏

topimgここでは一般的に「外資企業」と呼ばれる会社とはどういった会社であるのか、またそういった会社がどの様な事業展開をしているのか、そしてどういった人材を必要としているのか説明します。
外資企業とはそもそもどういう会社を指して、どうビジネス展開をしているのか、そこで働くということはどういったことなのかを説明します。

外資企業と現地でのビジネス展開

jobchangetips01まず日本にある外国資本企業、海外にある日本資本企業は両方とも外資企業に分類されます。
海外から来た会社=外資ということではなく、正確には「国外資本」ということで外資企業になります。

日本国内にある日系企業でも社長が外国人ということもありますし、日本国内にある外資企業で日本人が社長ということも多いです。

これら外資企業は自国以外のある特定の国で現地ビジネスを行う場合、その土地、文化、習慣に合わせてビジネスの展開の方法をカスタマイズする必要があります。

例:日本人が生魚を日常的に食べるが、アメリカではそれがない。アメリカでいきなり生魚をのせて「これが寿司です。おいしいですよ。」といっても習慣がない為敬遠される。その為最初はチキンやツナ(マグロオイル漬け)を巻き寿司で食べやすいように現地向けにカスタマイズしてSUSHIを販売。(現在では日本伝統の寿司も好まれて食べられています。)

外資企業ではその国でビジネスを行うため、その土地、文化、習慣を熟知した人材が多数を占める可能性が高いです。
特に個人顧客を対象としたビジネスでは現地の流行や感心、文化的に好む好まないなど敏感に察知する必要がある為、現地の文化等に精通している人材を採用する傾向があります。

b_47492805つまり日本にある外資企業では100%外国人ばかりで英語環境であるとは限りませんし、逆に海外にある日本企業が100%日本人であるとも限りません。
(もちろんそういった会社もあります。)

それを見分けるにはその会社/部署が、どんな製品・サービスを展開し、どんな顧客をターゲットとしたビジネスを行っているかを知る必要があります。

外資企業で働くことについて

shutterstock_137657909-1たまに英語使用を希望して外資企業に入社したものの、実際ほとんど英語を使わないので直ぐに仕事を辞めましたというような話を聞きます。
その方が求めていた英語使用頻度とレベルはわかりかねますが、そういったミスマッチを防ぐ為にも人任せではなく、自身での企業研究は就職・転職活動において必要です。

一方企業サイドも優秀な人材を確保する為、必要以上の事は言わないケースもありえます。
どこにでも出てくる普通の言葉を例にとってみましょう。
「当社では英語を使った仕事もありますので、そういった業務・部署へのキャリアパスもあります。」
という文言に(本音)を付け加えてみると、
「当社では(一部)英語を使った(電話応対やメールやりとりのみも含む)仕事もありますので、そういった業務・部署へのキャリアパスも(もし当社のビジネスを熟知して、優秀でさらにポテンシャルがありそうなら)あります。」
これはあくまで一例ですので全ての企業がこういった事をしているということは決してありませんが、これを見てウソをついていると見えますでしょうか?
ウソはついていません。必要以上に言っていないだけです。
屁理屈に思われるかもしれませんが、人材採用も企業にとってみれば投資対象のビジネスです。

しかしここでしっかりと企業研究をしていれば、
「御社の主力製品を売る部署ではどのくらいの頻度で英語を使用するのでしょうか?」
「将来的には英語を使用して業務を行いたいと考えておりますが、御社のキャリアパスの中で具体的にどの部署で、どういった業務内容で英語を使う可能性があるのでしょうか?」
など様々な質問ができるでしょう。

33_image1つまり企業側は他言語よりもまずは自国語を使ってしっかり仕事ができるかを見ているのです。
自国語環境でコピーやファイリング、資料作成などの仕事ができない人が、他言語に変わればプロジェクトコーディネートができるでしょうか?
もしくは上司の立場だった場合、そういった仕事を任せられるでしょうか?
もちろん時間と手間をかければできるでしょう。
しかしどの業界も競合他社がひしめくビジネス現場でそんな悠長な時間はありません。
となれば答えは「自国語でしっかり仕事が出来なければ、他言語での仕事は任せられない」です。

第2言語・他言語はあくまでツールと言われる所以がこれです。
(もちろん他言語をベースとしたビジネス職種(通訳や翻訳)もありますが、それはそれで専門的スキルが求められます。)

これはおおよその会社に共通していると思いまして、日本にある外資企業、海外にある日本企業、はたまた現地資本の企業についても同じ事が言えると考えます。

つまりどんな企業であれ、「英語はひとまず置いといて、まずは目の前の仕事をこなせるか」を見ている為、単純に英語を使った仕事を希望するのはもちろん素晴らしい事ですが、それだけではなくその前にできること、その先にあるものを自身で見つけないと、就職してから「イメージと全然違う」などのミスマッチが起こり、働く人・雇う側双方にとって不利益になります。

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