シドニー体験談Experiences
体験談 CYさん
J-SHINEの取得
-
お名前 CYさん 滞在都市 シドニー 学校 International House 留学期間 6週間
- 簡単にInternational HouseとJ-SHINEコースの紹介をお願いします。
International house では、一般英語クラスだけでなく、ケンブリッジクラスやTesolクラス(英語学習者に英語を教える資格)など色々なクラスがあります。 Jshineクラスでは、日本で子供に英語を教える資格を取ることができます。授業は、午前中にTecsol(子供に英語を教える資格)の授業で、午後はJshineの授業が行われます。Tecsolの授業は英語で行われ、週に1度のプレゼンテーションがあります。Jshineクラスは日本人のみで、日本人の先生と日本語で行う授業です。
- なぜJ-SHINEを選びましたか。
私は、日本で保育関係の短期大学に通っていました。そのため、日本に帰ったら教育の仕事に就きたいと考えています。その中で、オーストラリアで学んだ英語も一緒に活かしたいと思っていました。そこで見つけたのが、Jshineでした。また、最後の2週間は現地のチャイルドケアセンターへ実習に行くことができるため、他の国の保育を見ることができる機会になると思い受講することを決めました。
- 入学方法を教えてください。
英語のレベルがIntermediate以上の方ですが、英語力が少し足りない場合などは数週間一般英語で勉強をしてからの入学となります。入学テストにおいてはスピーキング力が重要視されます。
- J-SHINEコースではどのようなことを勉強していますか。
Jshineクラスでは、日本の英語教育の歴史を学び、子供達に新しい単語を教えるための模擬授業を一人ずつ行います。また、先生方の模擬授業を見て、自分たちも毎週テーマにそった授業を発表します。この朝のレッスンは英語で行われ、英語力はさらに身に付いたように感じます。
- 1日のスケジュールを教えてください。
朝は8:15から授業が始まり、一度休憩を挟んで13:15までです。その後お昼休憩を挟み、14:00~15:30がJshineクラスという流れです。
- コースの中で大変なことを教えてください。
一番大変だった事は、Tecsolクラスの模擬授業です。毎週月曜にレッスンテーマと二人一組のペアが発表され、木曜日と金曜日に授業発表を行います。ペアで行うため、遅くまで学校に残り二人で話し合いながら準備をしました。意見が噛み合わなかったことや、ペアが韓国の子でうまく言いたいことが伝わらなかったこともあり、毎回時間に追われ、大変だと感じることもありました。しかし、授業を終えてみると、達成感を感じたとともに今まで頑張ってきたものが全て身についたという自信になりました。
- 実習を通しての感想を教えてください。
実習はボンダイの幼稚園に行ったのですが、日本とは全く違い、子供のやりたいことを尊重するような保育の仕方で素敵だなと思いました。先生方も仲が良く、助け合って保育をしていました。私が担当したのは4歳児だったのですが、アイパッドを使って子どもが第二言語のスペイン語を勉強していたことにとても驚きました。また、日本ではやらないShow&Tell(プレゼンテーションのようなもの、あるテーマが与えられ、それに関連する物などを持ってきてテーマについてみんなの前で説明をする)の活動を手伝わせて頂いたのですが、どの子供も自己主張をしっかりとできる理由としてこのような活動があるのだと学ぶことができました。その幼稚園はユダヤ教だったのですが、毎週金曜日にはユダヤのパーティーがあり、ヘブライ語の歌を歌ったり、ヘブライ語のレッスンがあったりと、宗教についても学ぶことができました。
- コース修了後どのような分野に就職できるか教えてください。
日本の小学校や幼稚園で英語を教えることができます。
- CYさんの将来のキャリアプランを教えてください。
私は日本に帰国後、小学校教諭になりたいと考えています。私が小学生の時も英語の授業はあったのですが、私はその授業についていけず英語がとても嫌いでした。その時の記憶を鮮明に覚えているため、子供が英語を楽しく学べる授業をしたいと思っています。そして、日常でも子供が気軽に英語に触れる機会を作りたいと考えており、海外での経験を通して学んだことを活かしていきたいと思います。