シドニー留学コラムSydney Column
NSW州の規制緩和に向けてのロードマップ解説
オーストラリア入国状況 2021.09.28
2021年8月に、オーストラリア政府は、国境閉鎖後としては久しぶりの大きな且つ具体的な国境再開までの計画(ロードマップ)を発表しました。
併せて、シドニーのあるNSW州でも州独自のロックダウン解除含めた規制緩和への計画(ロードマップ)を発表しました。
今後は、この計画に基づいてNSW州の経済活動再開に向けて動いていく事になります。
NSW州政府発表の経済活動再開ロードマップはこちらから
併せて、シドニーのあるNSW州でも州独自のロックダウン解除含めた規制緩和への計画(ロードマップ)を発表しました。
今後は、この計画に基づいてNSW州の経済活動再開に向けて動いていく事になります。
Contents
規制緩和ロードマップ3段階
ワクチン接種70%の1段階 ※16歳以上
・ロックダウンの規制の見直し
・レストラン・パブ・小売店・ジム・ヘアサロンなどのホスピタリティー業界の初期営業再開(条件あり)
・ホスピタリティー業界や必要な業界以外は、在宅勤務を引き続き推奨
・マスク着用は引き続きあり
・80%のワクチン接種を目指す(2回接種)
2021年10月11日 :この日に1段階目を実施/開始予定
ワクチン接種80%の2段階 ※16歳以上
ワクチン接種率が80%超えた段階でこちらの段階に移ります。
・レストラン・パブ・小売店・ジム・ヘアサロンなどのホスピタリティー業界の営業再開の更なる規制緩和(条件あり)
・ホスピタリティー業界や必要な業界以外は、引き続き在宅勤務を推奨
・公共の室内並びに公共機関利用の際はマスク着用義務あり
・州内移動の自由(条件あり)
2021年10月18日~10月23日 :この時期に実施/開始予定
シドニー領事館からの情報はこちらから
3段階目:2021年12月1日以降
※ワクチン非接種者もこの時点以降、ワクチン接種者と同等の条件で生活が可能
・レストラン・パブ・小売店・ジム・ヘアサロンなどのホスピタリティー業界の営業再開の更なる規制緩和(条件あり)
・在宅勤務か通常勤務かは、雇用主の判断に委ねられる
・公共機関利用の際はマスク着用はあり ※屋外でのHospitality業に就かれる方はマスク着用義務あり
・州内移動の自由
2021年12月1日 :この日より実施/開始予定
現在のNSW州内のワクチン接種率
1回目接種完了 | 85.5% (2021年9月26日付) |
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2回目接種完了 | 60.1% (2021年9月26日付) |
よくある質問
- 現在、オーストラリア国内に滞在中ですが、留学生でもワクチン接種は可能でしょうか?
- はい、留学生も現在は、ワクチン接種は可能となっております。各州の州政府サイトをご確認ください。
NSW州ワクチン接種予約情報はこちらから - オーストラリアの現在のビザ申請状況はどうなっていますか?
- オーストラリア国内でのビザ審査は進んでおりますが、オーストラリア国外からの申請は一時停止中や審査期間が長引いている傾向にあります。オーストラリア国内でビザ申請をされる方は、現在保持されているビザの有効期限内に必ず新しいビザの延長申請をすすめてください。
- 2021年12月1日以降は、自由な生活に戻るのでしょうか?
- 引き続き、12月1日以降も、マスク着用の推奨や大規模な人数が集まる場所への人数制限等は残る予定ですが、日常生活は6月からのロックダウン以前の状態に戻っていく事が予測されております。
まとめ
NSW州政府では、今回、ロックダウンを含めた規制緩和に向けての大きな発表をしました。先の発表でも、年内に500名の留学生(学生ビザ保持者)の海外からの受け入れ実施予定をしておりますし、ワクチン接種率は、オーストラリア各州の中でも、ACT(特別行政地区:キャンベラ)と並んでトップで進んでいますので、日常生活に間違いなく前進しているといえます。
但し、今後の状況は引き続き不透明な部分がありますので、常に情報取集をしながらの日常生活やご留学準備をいただく事をお勧め致します。
但し、今後の状況は引き続き不透明な部分がありますので、常に情報取集をしながらの日常生活やご留学準備をいただく事をお勧め致します。