諸外国の新卒(新規学卒)者についてNew graduates recruitment

採用・プロセス・求められる人物
通年採用
卒業の時期も異なり、ギャップイヤー等で卒業と同時に就職しない方も多くいます。その為、日本のように時期に合わせて一括で採用するということは非効率であると考えられています。インターンシップ

ポテンシャルよりも即戦力
「伸びる見込みあり」の日本的な採用ではなく即戦力を求めており、また人事部主導で採用するのではなく、事業部や専門職ごとに採用する場合が多いです。諸外国における新規学卒者就職事情
オーストラリア・イギリス

しかしGrad Programを設けている会社は大手企業を始め300社程度といわれており、日本の採用選考以上の激戦を勝ち抜く必要があります。
Grad Programは卒業後3年程度までは採用対象となりますが、一定の上位成績を残していない方は採用外となるため、学生は在学中に成績を上げることに注力しなければなりません。大半の企業がエントリー期間を3月-4月中に設けており、同年の8月もしくは翌年の初め入社となります。このプログラムで採用された場合、数年間の教育・訓練プログラムが用意されており、この間複数の仕事をローテーションで経験することになります。
一方、インターンシップについては大半が夏季休暇(11月-2月)にあわせた約3ヶ月間のプログラムとなります。大手企業のインターンシップも大学での成績等が加味されGrad Program同様に難関ですが、インターン先から卒業後のポジションのオファーが来る事が多いです。募集対象学年は企業により様々ですが、応募の大半は6-8月の間に締め切られます。

学生の就職活動の手段は多い順に【求人票、求人情報誌、求人広告への応募】、【企業に直接接触(リクルーター、OB/OGなど)】【大学のキャリアセンター】【人材エージェントの利用】です。
またオーストラリアでは日本の就職活動と顕著に異なっているポイントがあります。それは口コミです。オーストラリアは求人の60%以上が口コミや知り合いの伝手によって知るものになっており表には出てきません。この口コミや知り合いの伝手などのコネクションで就職が決まることも多く、大学のキャリアセンターや企業セミナー、インターンシップなどを通じてネットワーク・コネクションを広げる必要があります。
アメリカ・カナダ

就職活動で必要となるのは学歴・専攻・職歴・大学の成績の4つで、全学部全学科を採用対象とする日本企業が多いのに対して、特化された知識・技術が好まれる傾向が強いです。日本と違うのは大学の成績が重要であり、GPAで脚切りする企業が多く、エリート職だとGPA3.5以上、普通の職でも3.0以上要求されるのが一般的です。職歴を持たない学生はインターンシップを行いそれを職歴の代わりにレジュメに記載します。その為インターンシップ制度が非常に盛んで多くの学生・大学・企業が参加しています。学歴・専攻・職歴・大学の成績が優れており人間性も問題ないとなれば万人に雇用のチャンスが設けられていますが、インターンシップを在学中に受けてないと、一流大学で成績が良くても書類選考さえ通らない事も多く、インターンシップが就職に必要不可欠になっています。

ドイツ

【フランス】

参考文献・出典:
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
(http://www.jil.go.jp/foreign/labor_system/2006_12/england.htm)
ヒューマン国際大学機構
(http://hiuc.athuman.com/partners/australia/)
新卒一括採用-Wikipedia
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%8D%92%E4%B8%80%E6%8B%AC%E6%8E%A1%E7%94%A8)
死語になる?日本独自の『新卒一括採用』は今後どうなっていくのか(http://matome.naver.jp/odai/2138624407212501701)
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
(http://www.jil.go.jp/foreign/labor_system/2006_12/england.htm)
ヒューマン国際大学機構
(http://hiuc.athuman.com/partners/australia/)
新卒一括採用-Wikipedia
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%8D%92%E4%B8%80%E6%8B%AC%E6%8E%A1%E7%94%A8)
死語になる?日本独自の『新卒一括採用』は今後どうなっていくのか(http://matome.naver.jp/odai/2138624407212501701)