オーストラリアのお金についてCurrency in Australia
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オーストラリアの通貨
1オーストラリア ドル=82円(2018年7月現在)紙幣5種類
$5、$10、$20、$50世界でも珍しく水に強く破れにくい紙幣です。
硬貨6種類
c5(セント)、c10、c20、c50、 $1、$2オーストラリアのお釣り
オーストラリアでは、5セント以下のお釣りはありません。 現金で購入する場合には、通常は四捨五入をして、例えば78セントの商品を買う場合、80セントになります。よって、お釣りが戻ってきません。カードで購入する場合には、78セントとして支払うことになります。オーストラリアの付加価値税(GST)
GST(the Goods and Services Tax)という税金制度です。2000年7月から導入され、オーストラリアで消費されるほどんどの商品やサービスに適用されました。現在のGSTは10%です。下記、一部を紹介しますので参考にしてください。
GST課税商品例
- 公共料金(電気・ガス)
- ホテル、レストラン、パブ、バーなどで販売される食事や飲料
- アイスクリーム、ビスケット、炭酸飲料、飲料水
GST非課税商品例
- 教育費
- 医療費
- 医療保険
- 育児費
- 障害者用自動車
- 宗教関連
- 上下水道費
- 寄付
- 個人の住宅購入および中古品の売却
- 輸出品など
- 野菜、果物、野菜ジュース、肉、魚、卵、パン、チーズ、スープ、牛乳、、豆乳、 コーヒー、紅茶、シリアル食品、小麦粉、砂糖、幼児食、料理用油など
クレジットカード/現金/トラベラーズチェックの比較検討
それぞれにメリットとデメリットがありますので慎重に検討しましょう。 カードやトラベラーズチェックの番号などは控えておくことをオススメします。比較リスト | |
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利点 | 欠点 |
クレジットカード | |
●便利 ●明細が残る ●身分証明になる ●デポシットの役割を果たす ●保険あり ●手数料数パーセントを取る場合もある |
●使用できない店がある ●引き落としの上限がある ●盗難のおそれ |
現金 | |
●どこでも使用可能 | ●盗難/紛失の可能性 ●両替が必要 ●両替時に手数料支払う ●両替レートは変動する |
トラベラーズチェック | |
●安全 ●換金率が良い ●再発行できる |
●手数料がかかる ●使えない店もある ●身分証明証を携帯 ●使用する際にサインが必要 |
エフトポス(EFTOPS)について
- オーストラリアでは一般的にカード決済をする人が多く、 セキュリティのことを考えても多額の現金を持ち歩かない方が良いかもしれません。 オーストラリアでは、銀行のカードに、エフトポス(EFTOPS)という即時引き落としの機能がついています。 支払の際に、暗証番号を入れることで自動引き落としがされましす。 一部のデパート、スーパー、コンビニ、カフェ、レストランなどで使用可能です。※注意 ただし、口座に預金されている金額以下でなければ使用できないので、使用前に預金額の把握をしておくことをお薦めします。
キャッシュアウトとは
スーパーなどで買い物をする際に、キャッシュアウトを聞かれることがあります。これは、ATMのようにレジで預金を下ろすことができるシステムです。ペイウェーブ(payWave)について
- カード決済にあたって、VISAが提供するペイウェーブ(payWave)という支払方法があります。$100以下の支払時は暗証番号を入力することなく、かざすだけで支払ができます。 ICチップが埋め込まれているバンクカードで利用ができます。 (現在ほぼ全てのバンクカードに標準搭載されています。) payWaveを使える場所はスーパーマーケットや駅での切符購入、飲食店など多くのお店で利用ができます。
※注意 サインや暗証番号の入力なしに支払いを完了させるため、カード紛失時はとても危険です。カードの紛失・盗難時はできるだけ早く銀行へ連絡して下さい。
日本からオーストラリアの銀行に振り込む方法
オーストラリアでまず銀行の口座を開きます。その後、日本の銀行に出向いて、下記の情報を伝え振り込みを依頼します。日本とオーストラリアで、それぞれ手数料が取られます。銀行によっても、振込金額によっても異なります。また振り込み後、最短で約10日~入金が確認が出来ます。振り込むタイミングによって為替レートも変動します。銀行識別番号(SWIFT Code)/銀行名/支店番号(BSB Number)/支店名/口座番号/口座名義
●オーストラリアに入国し、しばらく日本に帰る予定がない場合には家族にお願いをして振り込みを依頼することもできます。
●金融機関によってシステムが異なるのでご確認下さい。
インターネットバンキング
銀行のホームページから、自分のIDとパスワードを使って預金状態を確認できます。 日本とは異なり、金融機関では通帳の発行がないのでオンラインで表示されます。メリット
- 銀行の窓口にいって確認する必要がない
- 24時間いつでも使用できる
- 自分で振込ができる
- 過去の入金&出金の記録の確認ができる
シドニーのおすすめの両替所
一般的に、両替は日本で行うよりもオーストラリアで両替する方がレートが良いようです。両替ができるのは、空港、ホテル、銀行などの金融機関、街の両替屋さんなどです。両替の場所によっては、電子掲示板で表示してあります。掲示板の為替レート+手数料を取るところがありますので注意してください。比較的、レートが悪いのは、空港、ホテル、一部街の両替屋さんなどです。両替する前に、必ず複数の両替場所で、その日のレートを確認することをお薦めします。 その他、換金のできる場所を3か所紹介します。KVB KUNLUN
ホームページ世界4か国6か所(シドニー、メルボルン、オークランド、トロント、香港、北京)に展開する金融機関です。
住所:Level 18, Citigroup Centre, 2 Park Street, Sydney NSW.2000, Australia
電話:61-2-8263-0186(日本語直通)