シドニー留学コラムSydney Column
シドニーで仕事探しをしよう!
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シドニーの生活 2016.12.15
Content
レジュメを作ってみよう
仕事を探す前に英文履歴書の作成をしておくとスムーズです。オーストラリアの仕事探しの際に使う履歴書(レジュメ)は日本の履歴書のように指定の用紙やフォーマットがあるわけではないので、履歴書の作成は渡豪前に日本でも可能です。必要事項(氏名、ビザの種類・期限、現住所、電話番号、資格・学歴など)に加え、性格や応募するポジションに対する情熱を大げさなくらいにアピールするのがポイントです。多くの方はオーストラリアに到着後、ホームステイをしたり、語学学校に通われるかと思いますが、その際にホストファミリーや学校の先生にレジュメを添削をお願いするのがおすすめです!もちろん留学エージェントでも見てもらうことができます。ネットで検索しても様々なフォーマットや例が出てくるので、自分の作成しやすい形を採用しましょう。(基本的には手書きではなくWordなどを使って作成します)レジュメの書き方については英文履歴書の書き方をご覧ください
仕事探しのツール
現在仕事探しのツールは、家探し同様インターネットが主流になっています。もちろん、学校や掲示板、店舗自体に掲載された広告など他の媒体もありますが、ウェブ上の求人サイトが圧倒的な掲載数を誇ります。以下はその中でも掲載数の多いサイトのリンクです。【日系サイト】(基本的に日本人による求人、たまにローカルジョブも有)
日系の職場のメリット
- 英語力に自身のない方でも安心(スタッフやオーナーも日本人の場合が多い)
- 求人数が多い(特に飲食系)
- 飲食系なら賄いが付くことも多い
- 給料が指定賃金以下の場合がある
- 日本人のコミュニティの中にいることで英語を使わなくなる
- ほとんどが飲食・接客の求人
【英語サイト】(面接から業務を通して基本的に英語を使うので、最低限の英語力が必要?例えば清掃だけ、キッチンハンドだけなら英語力はさほど求められない?英語環境を望む方にお勧め)
- Gumtree
- Jobsearch.gov.au(政府求人系)
- Seek
- Indeed
- CareerOne
- 英語環境に身を置ける
- ほとんどの場合最低賃金を下回らない
- 土日祝日にダブルペイなどの手当てがある(日系のお店だとほとんど無い)
- 業種が多様
- 英語が当たり前に出来ないと雇ってもらえない
- RSA、RCG、ホワイトカードなどの資格が必要な場合が多い
シドニーのお仕事〈職種編〉
シドニーはオーストラリア随一の大都市ですので求人数も非常に多いです。英語を必要とする仕事・しない仕事など職種によってメリットやデメリットも様々です。本項ではワーホリや学生の方に人気の職業をいくつか見ていきましょう。- 日本食レストラン
いわゆる「ジャパレス」と呼ばれるお店のスタッフです。ホールかキッチンハンド、ディッシュウォッシャーなど、どのポジションに就くかによって英語を使うかどうかも違ってきます。またお店によっては客のほとんどがローカルという場合もあるので、面接の際にどれほど英語が出来るか、または使いたいかなどの意思を伝えた上で検討しましょう。賃金は安めですが、賄いが付く場合が多いです。
- お土産屋
シドニーシティ内に数多くある、お土産屋での販売スタッフです。こちらもオーナー・スタッフ共に日本人の場合が多く、日本人を相手に接客することも多いです。英語をたくさん使って仕事をしたい人にはあまり向いていません。
- カフェ・バリスタ
カフェスタッフは主に清掃や接客、バリスタはコーヒーを入れます。オーストラリアでは簡単にバリスタの資格も取れるので人気職業の一つです。日本でもカフェで働いていた人やカフェの仕事に興味のある人におすすめです。
- ファームジョブ
これはシドニーでの仕事では無いですが、ビザの延長をしたい人、体力に自信があってがっつりお金を稼いで帰りたい人にはお勧めです。基本的に、フルーツや野菜をひたすら収穫する仕事ですので、英語力は必要ありません。季節やファームごとに労働環境や賃金はまちまちなのが現実。
- ツアーガイド
こちらも基本的には日本からの旅行者のガイドになります。ホテルやバスのドライバーとの会話などである程度の英語は必要とされます。ピークシーズンには人手不足でたくさん求人が出ていたり、給料が変動したりします。
- オーペア・ナニー
子供の学校への送り迎えや散歩など親がいない間の子供の世話や親のいる間でも子育ての手伝いをする仕事。ナニーはベビーシッターのように通い、オーペアは住み込みでこれらの仕事をします。個人的にオーペアやナニーを探している親御さんが多く給料も能力に応じて臨機応変に変えてくれたり交渉することが可能です。子供好きの方にはおすすめの職業です。
お給料について
オーストラリアの最低賃金は2016年12月現在17.70ドル(約1,500円)と日本の最低賃金の約2倍です。ですが、職種や英語力、ビザの種類によってお給料も大分変ってきます。以下は職業別の大体の賃金の目安になります。賃金の目安 | |
---|---|
職種 | 時給 |
キッチンハンド/ウェイター/ウェイトレス(日本食) | 8-12ドル前後 |
キッチンハンド/ウェイター/ウェイトレス(ローカル) | 12-18ドル前後 |
調理アシスタント(日本食) | 11-15ドル前後 |
ツアーガイド(日系) | 11-15ドル前後 |
コールセンター(日本語) | 16ドル程度 |
販売員(お土産店) | 8-12ドル前後 |
オーペア・ナニー | お小遣い程度(能力や家族によって個人差あり) |
面接を受けるにあたって
日本人のオーナーによる面接を受けるのであれば、日本で受けるアルバイトの面接とさほど変わりはありません。ですが、注意して頂きたいのはこちらの求人には明確な賃金が記載されていないことがほとんどなので、『時給はいくらなのか、年金やスーパアニュエーションーは含まれているのか、ダブルペイなどの手当てはあるのか』これらのことは面接時にはっきりさせましょう。あとは給料日や働ける時間、日数、曜日などを確認して、条件が合えば晴れて働くことができます。これらの流れは、*ローカルジョブの面接の際も同じです。※年金やスーパー、ローカルジョブについては次項以降で紹介します
ローカルジョブのにチャレンジ
- 英語環境で仕事がしたい
- ローカルの人たちと同じ条件で仕事がしたい
- せっかくオーストラリアに来たのだからローカルので働きたい
【ローカルジョブの見つけ方】
求人サイトや掲示板を使う
仕事探しのツールの項で紹介した英語のサイトやその他、掲示板、現地の仕事探しを手伝ってくれるエージェントにて自分で求人を探し応募する。
※求人を探して応募するのももちろんアリですが、自分で個人の広告をサイトや掲示板に出すのもいいらしいです。雇ってもらう側だけでなく、雇う側もこれらの媒体を見てスタッフを探しているようです。
自分で店に直接レジュメを配る
求人の広告を貼りだしているいないに関係なく、気になるお店などに直接出向きレジュメを配り歩き「仕事はないか?」と聞きまわっていく方法です。日本ではなかなか考えられない事ですが、こちらではこれでローカルジョブを手に入れた人が多くいます。ですが、相手側がちょうどスタッフを探していて、その条件があなたと一致して初めて雇ってもらえるので、何百とレジュメを配っても雇ってもらえない人もいます。求人の出ていないお店やお気に入りのお店で働くチャンスもありますが、大変根気のいる方法です。
知り合いの紹介
一番確実かつ簡単にローカルジョブを手にれられるのがこの方法です。知人やホームステイ先のファミリーが直接仕事紹介してくれたり、仕事を探している人を紹介してくれる場合です。ホームステイをする機会がある人はぜひ仕事があったら紹介してほしいと前もって頼んでおくといいかもしれません。
留学エージェントを利用する
日系の留学エージェントを介して仕事を紹介してもらう方法です。現地企業でのインターンや星のつくようなホテルでの仕事を紹介してくれ、面接の対策などもしてくれますが、有料の場合がほとんどです。
タックスリターンとスーパーアニュエーション
面接時にお給料の説明をされて、タックスやスーパーという言葉を聞いてピンと来ないまま話を進めてしまった人もいるのではないでしょうか?本項ではこの2つについて簡単に解説していきたいと思います。また、詳しくはタックスリターンとスーパーアニュエーションのページもご覧下さい。
【タックスリターン】
日本でいうところの確定申告です。お給料から引かれた税金が確定申告によって正しい額だったのかを調べ、「引かれすぎていればその分を返金」「足りていなければその分を徴収」というのがこのタックスリターン。収入のある人ならタックスリターンの申請は義務です。
【スーパーアニュエーション】
会社が収入に対する一定の割合で積み立てる労働者の退職金、これがスーパーアニュエーションです。基本的には退職時にしか引き出せないものですが、ワーホリや学生ビザなどの一時滞在ビザを持つ人たちは帰国時にこれを受け取れるというものです。
まとめ
仕事一つで友達や生活水準などあなたのシドニー生活が一変します。ぜひ自分のやってみたかったことを思いっきりできるような、ピッタリのお仕事を見つけてください!関連記事
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