WWOOF(ウーフ)についてWWOOF
WWOOFとは?
- ウーフ(WWOOF)とは、World Wide Opportunities on Organic Farmsの頭文字からきており、WWOOFの参加者をWWOOFer(ウーファー)と呼びます。農場で無給で働き、「労働力」を提供する代わりに「食事・宿泊場所」「知識・経験」を提供してもらうボランティアシステムことです。 金銭のやりとりは一切ありません。 オーストラリアでは1981年から始まっており、約2600以上の受け入れ先が登録されています。
ウーファーのほとんどは海外からの旅行者やワーキングホリデーの若者です。以前はヨーロッパからの参加者が多数でしたが、近年は日本、韓国、ドイツ、フランス、アメリカ、台湾、イギリス、オーストリア、スイスなど、世界各地からの旅行者・ワーキングホリデーメーカーがウーフ制度を利用しています。
ウーフはオーストラリア以外にもニュージーランド、カナダ、アメリカ、ヨーロッパ各国など、約60か国以上の国が受け入れを行っています。他国でのウーフ参加について詳しくはこちらから(英語)ご覧ください。
WWOOF JAPAN – ウーフ日本事務局
- 実は日本でもウーフができます!日本では、1994年にウーフジャパンが設立され本格的な活動は2002年から開始されました。また、オーストラリアのような海外でウーフをしたい方のために有料サポートも行っています。サポート内容は、会員登録と海外で希望に沿ったホストファミリーの紹介です。
ウーフはこんな人にオススメ!!!
- オーストラリアでファームステイがしたい!
- 安くオーストラリアを旅行したい!
- 現地の人たちと交流したい!
- 観光でなく、現地の文化や生活を体験したい!
- 農業・有機栽培に興味がある!
WWOOFへの参加方法
- このウーフへの登録には、ウーフブックを購入する必要があります。ウーフブックの中には全豪の受入先ホストの情報が記載されています。そのリストの中から気に入ったホスト(受入先)を選び、連絡をとり、合意が得られれば働きに行くスタイルです。
この本の表紙には、ウーファーの名前が記載され、ウーフ会員カードになりますので常に携帯してください。
会員登録が済んだら、気に入ったファームステイ先の農家に、電話やメール、FAXなどを入れて期間などを交渉を始めましょう!
連絡をとる時の注意点について、詳しくはこちらの電話のマナーについてをご覧ください。
申込み場所 | オンライン申込 ウーフオーストラリアの公式HP(英語)から直接お申込ください。 |
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参加費 | WWOOFブック購入費 AU$70.00 |
条件 | 18歳以上80歳以下であること |
有効期限 | 12カ月 |
含まれるもの | 最新の受け入れ先リスト、ボランティア事故保険、 オンラインフォーラムへのアクセス |
よくある質問 FAQ
- ビザの種類に指定はありますか?
- ウーフ(WWOOF)はボランティア団体なので就労ビザは必要ありません。 ワーキングリデービザ、観光ビザや学生ビザでも参加できます。
- 交通費はでますか?
- 交通費はすべてウーファー(ご自身)負担です。
最寄のバス停や、街までホストが車でピックアップに来てくれることがあります。但し、ホスト先が非常に離れている場合は、公共交通機関で一番近い町に到着する時間は夜中か早朝になる場合があるかもしれませんので、ホストがすぐにピックアップしに来てくれるとは限りません。従って、ピックアップの待ち合わせ場所と時間のやり取りをホストファミリーと詳しく話し合い、目的地に到着するまでホストファミリーの連絡先を手元におき、常に連絡をとりあえるようにしてください。 - オーストラリア国外(日本など)から申込むことは出来ますか?
- はい。日本からでもウーフに登録することが出来ます。ウーフ‧オーストラリアの登録ページから各自お申込みください。但し、すべて英語記載ですので英語に自信のない方は、ウーフ日本事務局が代理登録を行っています。対象国はオーストラリアとニュージーランドのみです。
- ウーフでは何時間働くのですか?
- 2018年7月現在、ウーフの参加者は1日4~6時間の労働(週20~30時間)が必要となります。ファームステイをする場所によって作業内容・時間は異なりますので、具体的な内容は事前にホストファミリーにご確認下さい。また、時期によっても作業内容が異なります。
- どんな仕事・作業がありますか?
- 場所、季節によって様々です。基本オーストラリアのカルチャー(農業)と体験するのが目的です。ここでは代表的な内容を挙げます。
- 作物の収穫と箱詰め
- 酪農(牛、羊、ヤギなどの搾乳、餌やり)
- まき割り ・ ガーデニング、草取り
- 環境に関すること(植林や清掃)
- 子供の世話
こちらのウーフ参加者の例をご覧ください。WWOOF参加者の経験談 - どのくらい滞在するのですか?
- 最短二~三日から、長い方は1年間滞在される方も少なくありません。これは、直接ホストファミリーに連絡を取る際に交渉します。ホスト側としても、期間中はいい働き手になってもらいたいと考えているため、数日という短期の受け入れは稀といえます。
セカンドワーホリをとりたい場合は、最低90日の参加の必要なので、ご注意下さい。
※2015年8月31日以降よりウーフでのセカンド申請はできなくなりました。 - ウーフに参加するために、持ち物は何が必要ですか?
- 一番は、なんといっても”やる気”です! 作業は肉体的にも身体的もつらい時があります。「ファームの仕事を手伝い、地元の人たちと生活を共にしたい」という心掛けが大切です。 懐中電灯、ブーツ(長靴)、軍手、サングラス、帽子、日焼け止めなどが必要になります。細かな持ち物は、各ホストと必ず確認するようにしましょう。
詳しく知りたい方は、こちらのセカンド・ワーキングホリデーとWWOOF参加者からの助言のページをご覧ください。 - 持ち込めないものはありますか?
- アルコールやペットなどが持ち込めません。他に、ホストファミリーからタバコ禁止や冷蔵庫を使用禁止のようなルールがあれば、それに従いましょう。
- オーストラリアのメンバーですが、他国でもウーフできますか?
- いいえ、できません。ウーフは、国ごとにウーフ登録しなければなりません。
- ウーフでセカンドワーホリをとれますか??
- セカンドワーキングホリデービザ申請条件の変更により、2015年8月31日以降にWWOOFに参加した日数が季節労働日数に含まれなくなったため、残念ながらウーフではセカンドワーホリがとれません。これからセカンドワーホリ取得を目指している方は別の仕事(ファームなど)に参加する必要があります。詳しくはこちらをご覧ください。
- 体力にちょっと自信ないのですが、それでもウーフに参加できますか?
- できます。人により、体力や技術は様々です。力があまりなければ、ホスト先の子供の世話、掃除、料理などの細かなホストの身の回りの手伝いをすることができます。ホストへの申し込みのとき、率直にご自分のできること、できないことをお話してみてください。
- 体調が優れない時はどうすればいいですか?
- 症状が軽い場合はホストに相談して、一日か二日の休みをとりましょう。とても深刻な病気ならウーフの参加を中止して下さい。ホストがウーファーの看病や付添いで病院まで連れていく責任はありませんので、きちんと自分の体調を管理してください。オーストラリアで医療費が高いので、万が一の場合を考える方には海外保険の加入がお勧めです。