オーストラリアのワーホリについてAbout working holiday in Australia
ビザ情報に関しての注意事項
ビザに関する情報提供は、その時点で客観的な情報を提供致しますが、将来に渡りその内容を保証するものではございません。また、この情報を元に申請を行っていただいたものに対して、審査結果に関して弊社では一切責任を負いかねますこと、予めご了承下さい。
なお、弊社を通してご留学のお客様に関しましては、ビザに関するアドバイスもさせて頂いておりますが、ビザに関してのみのご質問・お問い合わせは承っていませんので、ご理解いただけますと幸いです。
Contents
オーストラリアのワーキングホリデーとは
- オーストラリアのワーキングホリデーでは、オーストラリアに1年間滞在することができます。滞在中は学校に通ったり、アルバイトをしたり、観光をしたりと様々なことが可能です。また、一定の条件を満たすとセカンド・サード(サードワーホリビザ取得条件は2019年7月より適用となります。)ワーホリビザが取得でき、滞在期間を延長できます。ワーホリは、費用を抑えつつ長期の海外生活をしたい方にとって、夢をかなえる魅力的なチャンスです。
ワーホリでできること
語学学校で勉強
最長17週間の就学が可能です。学校は滞在期間中のどのタイミングで行っても構いません。また、就学期間中に学校やコースを変更したり、合計の就学期間が17週以下であれば就学期間を分けることもできます。アルバイト
雇用主1社に対し、最長6カ月の就労が認められています。就労期間は雇用主を基準に定められているので、雇用主が異なれば(仕事先が変われば)6カ月以上働くこともできます。また、1週間の就労時間に制限はありませんので、アルバイトの兼業も可能です。飲食店から観光地ならではのツアーガイドなど、さまざまな職種があります。ワーホリでできる仕事とは
インターンシップ
近年人気なプログラムが語学とインターンシップの組み合わせです。インターンシップは無給のものと有給のものがあり、一般的に日系企業は無給、ローカル企業は有給のものが多いです。インターンシップでは、仕事のスキルはもちろん、実践的な英語が身に着けられますが、多くの場合一定の英語力が必要となります。ボランティア
オーストラリアには豊かな大自然を誇る国ならではの自然環境保護活動や、世界的な移民大国ならではの移民支援といった、多数のボランティアプログラムがあります。ボランティアでは、その国の問題や現状を肌で感じることができます。また、お給料が発生しない分、インターンシップやアルバイトと比較すると応募の敷居は低くなります。観光
ワーホリでは自由に使える時間が多いので、観光も満喫できます。オーストラリアは気候が温暖で、貴重な自然の宝庫。アルバイトで資金をためて、様々な場所へ足を運んだり現地の人と交流したりしてみましょう!その国の文化や暮らしを体験
上記のように、ワーホリ中はいろいろなことができますので、滞在する国の文化や暮らしをしっかり体験することができます。滞在中にホームステイをする方は、海外のご家庭の暮らしも経験できます。日本にいるだけは分からなかった価値観や、文化の違う方を尊重する姿勢を身につけることができるでしょう。オーストラリアのワーホリビザとは
- 最長1年間の滞在が認められるビザです。滞在期間中は最長17週間の就学と、1雇用主のもとで最長6カ月の就労が認められています。(ちなみに、カナダのワーホリビザの有効期限は1年間、イギリスのYMSは2年間です)
ワーホリビザの年齢制限は18歳以上30歳以下で(申請時に年齢が30歳であれば、入国の際に31歳でも問題はありません)、過去にワーホリビザを取得したことが無い人が申請できます。申請はオーストラリア国外からのみ行うことができ、オンラインで手続きを行います。申請費用はクレジットカードでのみ支払うことができます。(ご本人名義のカードでなくても大丈夫です)ビザは、問題が無ければ申請してから15日以内程度で発給されます。
また、ワーホリ期間中にオーストラリア政府の指定する地域で一定期間以上(セカンド:3か月以上、サード:6か月以上※サードワーホリビザの取得条件は2019年7月より適用されます。)の季節労働(ファームなどで働くこと)をした場合は、セカンドワーホリビザとサードワーホリビザを申請することができます。申請者の条件は、ワーホリビザ同様18歳以上30歳以下になりますが、こちらはオーストラリア国内からでも申請が可能です。ビザの発給には4週間程度かかります。
※ビザの申請条件は頻繁に変更されます。申請時は最新の情報を必ず確認してください。
ワーホリでできる仕事とは
日本食レストラン(ジャパレス)でのキッチン、ホール
ローカルの飲食店でのウェイター、ウェイトレス
- 時給は高くなりますが、ある程度の英語力が必要です。また、採用率もジャパレスと比較すると低くなります。カフェで働きたい方は、語学学校などで実施されているバリスタコースでコーヒーの淹れ方と接客英語を学ぶのがおすすめです。
ファームでのピッキング、パッキング
- ワーホリでは最もメジャーな仕事の一つです。農作物の収穫や箱詰めの作業を行います。セカンド・サードワーホリビザの申請条件になっていますが、中には劣悪な条件で労働をさせたり、ビザ申請時に必要な書類を発行してくれなかったりと悪質なファームもあるので注意が必要です。
ツアーガイド
- 観光業が盛んな地域で探すことができます。ガイドの種類は様々ですが、例えばシドニーの場合ですとディナークルーズのアシスタントなどがあります。
ホテルインターンシップ
- リゾート地のホテルに住み込みで働くことができます。滞在先と食事がついてくるので、滞在費を節約しつつお給料ももらうことができます。こちらは学校やエージェントを通して手配することも可能ですが、その場合は手配料がかかります。
日本語教員アシスタント
- オーストラリアは選択科目で日本語を教えている国です。アシスタントは学校で行われている日本語の授業のサポートをすることができます。手配は現地のエージェントを通すのが一般的ですが、10万円程度の手数料が発生します。
各種インターンシップ、ボランティア
- 学校がプログラムの一環として手配してくれるものや、一般で募集されているものがあります。インターンシップに関しては、多くの場合一定の英語力が必要です。また、一般で募集がかかっているものは地元の学生に向けられており、募集要項でその仕事に関連する学位が求められているものもあります。
その他
- ベビーシッター、オ・ペア(住み込みの家事手伝い)、ローカルの会社のショップ店員、倉庫整理、美容師、マッサージ師、オフィスワークなど様々な種類の仕事があります。
ワーホリでかかる費用
- オーストラリアは物価が高いことで有名ですが、その分アルバイトのお給料も高くなっています。そのため、仕事に多くの時間を充てられるワーホリでは、費用を抑えた長期滞在が可能です。
こちらでは、以下の条件でオーストラリアに滞在した場合のおおまかな費用をご紹介します。渡航する前に必要なお金を用意することはワーホリ成功の秘訣ですので、予算を立てるときの参考にしてみてください。
- 滞在期間は1年間
- 格安航空を利用
- 語学学校に17週間
- ホームステイに17週間、残りの期間はシェアハウス(ルームシェア)
- 食事はなるべく自炊する
- 週1くらいで遊びに出かける
- スマホは現地で月額30ドルのsimカードを購入
- アルバイトを9カ月(お給料は時給1,400円)、週5で1日6時間勤務
支出
- ワーホリビザ申請費用:約48,800円
- 語学学校費用:約480,000円
- 海外旅行保険費用:約240,000円
- 航空券費用:約70,000円
- ホームステイ費用:約348,000円
- シェアハウスの家賃(初期費用含む):約646,000円
- 食費:約126,000円
- レジャー費:約204,000円
- 交通費:約104,400円
- 通信費:約31,200円
- その他生活費(消耗品など):36,000円
収入
- アルバイトお給料:約1,285,200円
収入合計:1,285,200円
収支合計
2,333,600円-1,285,200円=1,048,400円シドニーでワーホリをするメリット
- ワーホリで有名な都市と言えばゴールドコースト、ブリスベン、パース、メルボルンなどがありますが、オーストラリア最大の都市であるシドニーには、学校やアルバイト先が他の都市と比べて非常に多くあります。
ワーホリで学校に通う場合、4カ月以下という短期間で語学力を上げる必要があるため、質の良い学校に通うことが望ましいです。シドニーにはそのような有名校が数多くありますので、学校選びには困りません。また、学校に通っている間から費用を抑えたいという方は夜間コースがおすすめですが、シドニーには時間割が選べる学校も多数あります。
アルバイトに関しては日本食レストランが非常に多くあるため、仕事探しに困ることはそれほどありません。インターンシップやボランティアの機会も多くあります。特にボランティアは、日本人に関わらず多くの移民の方が英語力向上のためにチャレンジしていますので、英語力を高めたいという目的での参加でも受け入れられやすいです。
生活に関しては、比較的治安が良いので安心です。また、オーストラリアは海外留学先として非常に有名なので、世界中の人々に出会うことができます。
ワーホリのモデルケース
1~4カ月目
海外生活の基盤を作ろう!
まずはしっかり英語を習得
- ワーホリをスタートしたばかりの時期は不安が多いでしょう。そこでまずは、海外生活を快適に・安心して楽しむためにしっかりと英語を学びましょう。真剣に勉強すれば、3カ月ほどで日常のコミュニケーションができるくらいの自信がつけられるはずです。
英語力が高いと、日常生活で不便をしないだけでなく、インターンシップやアルバイトで好条件の場所へ行けるというメリットもあります。ワーホリ成功の鍵は、初期にちゃんと英語を身に着けられるかにかかっています。
ワーホリのおすすめ学校
シドニーの語学学校一覧
人間関係も作っておこう
- 語学学校やアルバイト先で友達を作ることもできます。海外生活ではコネクションが非常に大切です。ここでしっかり人間関係を作っておくと海外生活が寂しくなくなるほか、滞在先探しや仕事探しが友達の紹介によってスムーズになることもあります。
アルバイトを探そう
- 1ヶ月ほど経って生活が落ち着いてきたらバイトを探しましょう。最初はジャパレスなど敷居の低い仕事から始めてみるのが良いでしょう。ローカル企業でのバイトへキャリアアップするのは、ある程度現地の様子が分かって、英語力もついてからがお勧めです。
オーストラリアでの仕事の探し方
シェアハウスを探そう
- こちらも、ある程度生活が慣れてきたところで初めてみましょう。ホームステイはシェアよりもお金がかかります。費用を抑えたい方は「自分で生活できる」と思ったところでシェアに切り替えるのがお勧めです。
オーストラリアのシェアハウスについて
Cozzy Stayについて
5~10カ月目
仕事と遊びを両立しよう!
仕事に没頭しよう
- 学校も終わり、英語力もある程度つき、現地生活に慣れてきたころです。ここからは現地での仕事に没頭し、ワーホリならではの体験をしましょう。アルバイトはお金を稼げるだけでなく、現地の人たちと知り合えたり、生きた英語を実践的に学べたりとメリットが多くあります。また、ファームへ行きたい方はそのための資金を準備する必要もあります。
ファームを探そう&ファームへ行こう
- セカンド・サードワーホリを目指す方は、早いうちからファームの情報を集めましょう。取得に必要な就労期間はセカンドワーホリビザは3か月以上、サードワーホリビザは6か月以上(※サードワーホリビザに関しては2019年7月より取得条件が適用となります。)ファームでは、農作物の状態によっては仕事がもらえない場合があります。その期間は労働していたとカウントされませんので、ファームでの労働期間は多めに見積もっておくことが大切です。また、しっかり情報収集をして悪質なファームへは行かないようにしましょう。
ファームジョブについて
海外生活を満喫
- せっかく海外にいるので、休みの日にはその国でしかできないアクティビティも経験しましょう。オーストラリアは素晴らしい自然に溢れており、街から少し離れるだけで世界遺産の国立公園や美しいビーチを満喫できます。また、離島へ野生の動物を見に行ったり、マリンスポーツなどをして思いっきりリゾート気分を味わうのがお勧めです。
11~12ヶ月目
ワーホリを遊びつくそう&次のプランを考えよう
オーストラリア大陸をめぐる
- 一つの都市にとどまっていては、オーストラリアを満喫したとは言えません。せっかくですので、色々なエリアを巡ってみましょう。オーストラリア大陸は広いので交通費が高くなりますが、格安航空や夜行バスを利用すると節約できます。
ファームのラストスパート
- セカンド・サードワーホリを取る方はとにかく申請条件を満たせるように働きましょう。また、ビザの申請に必要な書類の準備や情報収集も早めに行いましょう。(※サードワーホリビザに関しては2019年7月より取得条件が適用となります。)
帰国後の事を考える
- セカンドを取らずに帰国する方は、日本でのその後を考えましょう。大学に戻る方も仕事に戻る方も、ご自身のキャリアにオーストラリアでのワーホリがどのように活かせるのかを考えてみてください。